2008年12月アーカイブ

Last Words - 2008

たとえば、ネズミのいるところに腹の減ったネコを放ったとする。

ネコはネズミを殺して食べる。

それは全面的にネコの本能だから、ネコを責めることはできない。ネコには自由がない。自由がないことをわかっていて、ネズミの前にネコを放った人が悪い。

動物の場合には、そういうことが言える。

でも、ひとり人間には自由というものがある。

その自由というのは、「腹が減ったし金を払うのもいやだから盗んで食べよう」と決断することもできるし、「そんな悪いことはしたくないから空腹に耐えよう」と決めることもできる。

そう望めば、悪にでもなれる――。それが自由ということの意味だし、つまり、人間だということの証だ。

だから、悪は人間にしか成立しない。動物は、どんなひどいことをしても、それは必然的な本能であって、悪ではない。

決めるのは、どこまでいっても、やっぱり自分だ。決める責任を負うつもりがないのなら、その人は動物に過ぎない。都合の悪いことや、うまくいかない人生を他人のせいにする人は、動物が服を着ているだけであって、人間ではない。

ボクはまだ人間か?

キミはまだ人間か?

2008年のできごとの数々――。

やはり、すべては僕ら一人ひとりが決めたこと。

それ以外の言葉は、すべて言い訳に過ぎない。


★たくさんの方々のご参加、ありがとうございました! 沢雉会ファーストシーズン、本日で募集終了です★

石垣島の

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石垣島に旅行中の山本英夫先生が、書店にふらっと立ち寄ったら石井裕之の棚札があったということで写真を送ってくれました。

遠く石垣島のとある書店で、石井の分身ががんばってくれているようで、なんだかとても嬉しい感じです。

山本先生の『ホムンクルス』の連載再開、待ち遠しいです!


★沢雉会ファーストシーズン、募集終了まであと1日! 12月31日を過ぎると途中入会はできません!★

たったいま、沢雉会ファーストシーズンの申し込み状況について、ぼーず柳田さんから興奮のメールが届きました。

それというのも、「もしこのくらいの人数の人たちが共感してくれて参加してくれたら、ほんとうに申し分ない素晴らしいスタートが切れますね」とみんなで話していた夢の目標をついに突破したのです!!!

今年の締めくくりに、嬉しすぎるニュースです。

混迷の時代、不安な時代――でも、傷ついても、リスクを負っても、どこまでも自らの足でたち、自由を求めて一歩を踏み出すボクら「沢雉会」の理想に共感してくれて、ファーストシーズンに参加表明をしてくださったみなさん! ありがとうございます!


★沢雉会ファーストシーズン募集終了まであと2日! 12月31日を過ぎると途中入会はできません!★

大掃除

僕は、「やりたくないことはやらない主義だ!」と公言しているのですが、これは、、わがままな態度のことを言っているのではなくて、「どうせやらなくちゃいけないことなら、想像力を駆使して、楽しくわくわくする作業にする工夫をする」という意味なのです。

たとえば、大掃除。

僕の寝室は壁中、天井まである本棚で覆われているのですが、それでも足りなくなって、とうとう仕事部屋にも、壁全部を本棚で埋め尽くす計画を実施することにしました。そうなると、もうただの大掃除ではなく、大改造モードなのです。掃除だと思うとしんどいけれど、大プロジェクトだと思うと楽しくなってくる。

こんな感じに、大掃除もいったんはじめるとただの大掃除ではすまなくなるので、これは毎年のことなんですが、年内には終わらなくて、1月まで突入してしまうのです(笑)

なので、毎年、この時期の石井の家は、ものすごいことになっているのです(笑)。足の踏み場もなく!


★沢雉会ファーストシーズン募集終了まであと3日! 12月31日を過ぎると途中入会はできません!★

最高のおもてなし

「最高のおもてなし」って、気を使わないでいられる時間や環境をを提供することじゃないか、って僕は思う。少なくとも、僕はそういうもてなしが嬉しい。

お金を払ってどこかの店に行っても、もてなされる人のためよりも、もてなす側の自己満足とかエゴのほう強調されていて、かえってくつろげない、ってことがほんとうによくある。

あれこれ気を使ってもらったり、楽しませてくれようとしていろいろやってもらえるのも、それはもちろんありがたいけれども、ありがたいからこそ、「すみません、ありがとうございます」「気をつかっていただきましてどうも」などと、いちいち頭を下げてなきゃいけないから、かえって疲れちゃう。

相手を思ってもてなしとしてやっていることなのに、言葉で感謝してもらえないと気を悪くしたりする(笑)。それって、本末転倒じゃないか?

相手の緻密な心を動きを常に察知することが求められるセラピーを何年も仕事としてやってきて、他人の気持ちの動きに過敏になってしまっている貧乏性が染みついてしまった僕にとって、何も気を遣わないでくれて、こちらも気を遣わなくても、それでもうれしそうに一緒にいてくれる人とすごす時間こそが、ほんとうに最高の時間なんだ。

平気で呼び捨てにして、平気で悪口が言えて、平気でメールを無視できたり、平気で約束をどたキャンできたりする相手......。そんな人こそが、ほんとうのところ僕にとってはいちばん大切な人なんだ。

だから、大切な人には、僕にも同じように接してほしいと思う。

でも、これって、いちばん思い上がったわがままな贅沢だ、ってことはわかっている。なにしろ、こんなことを書いている石井自身が、誰よりも周りにピリピリと気を遣わせてしまうヤツだってことは、自分が痛いほど知っているのだから(笑)


★沢雉会ファーストシーズン募集終了まであと4日! 12月31日を過ぎると途中入会はできません!★

聖なる夜の日――

元タレントの飯島愛さんが亡くなったというニュース速報をテレビで見ました。

僕は、以前にテレビの深夜番組にレギュラーで出演させていただいたことがあって、そのときに、飯島愛さんと、二回ほどお仕事をさせていただきました。

僕のような、プロダクションに属さない一般人がテレビ番組にレギュラーで出ると、とっても冷たい待遇を受けるものです。そりゃあそうです。素人がプロの土俵にのこのこと上がりこんでくるわけですから。

オンエアではわからないけれど、ほとんど誰にも相手にしてもらえないなかで、所在なく、孤独な気持ちで、僕はがんばっていたのです。フォレストの長倉さんと誓い合った「どんなことをしても、必ずコールドリーディングをヒットさせよう!」という目的があったから、最後までがんばれたのです。

そんな中で、飯島愛さんだけは、ざっくばらんに僕に声をかけてくれました。タレントの気取りのようなものは、微塵もなかった。

二度目にお会いしたとき、「以前にもご一緒させていただいたことがあるんですよ」と僕がいったら、「うん、覚えてますよ」と答えてくれました。「センセイ、この間は、こんなこと言ってたじゃない」などと、数ヶ月も前のことなのに、内容までちゃんと覚えていてくれて。

面白くないことやつらいことがいろいろとあったテレビ番組出演の仕事の中で、飯島愛さんがかけてくれたあの温かい言葉だけが、僕のひそかな嬉しい思い出なのです。


ギルバート・オサリバンの曲に、"Christmas Song (I'm not dreaming of a white Christmas)"というのがあります。

僕は、ホワイトクリスマスなんか夢みたりしない。
ロマンチックで楽しいクリスマスなんか望んではいない。
僕が、一日中、夢みているのは、
みんなが心安らかにすごせるクリスマスだ。
恐れの中に生きている人たちにも、
安らかなクリスマスと新年が
もうすぐ訪れますように。

――というような意味の歌詞です。


聖なる夜――

この瞬間にも、世界中の、孤独や苦しみの中にある人たちに、どうか安らかなときが訪れますことを。

PEACE BE WITH YOU ALL

驚ける心

最後に残った仕事をさきほど仕上げて、ようやく年内の仕事完了! あとは、来年に向けて、ひとり黙々と企みを練る楽しみ。

ちょこっと話しちゃいますが、いま決まっているところでいくと、たぶん春ごろに、久々の翻訳/監修本を出します。これは、実はもう3年以上前から、賛否両論の中、出すべきか出さぬべきか悩み続けたキワドイ内容の本なのですが、いよいよ年末年始で作業をスタートします。

煽るわけではないのですが、ん~、この本は本当の意味で「ヤバイ」です。またしても従来の石井ファンを思いっきり裏切るであろう本(笑)

書籍以外では、まったく新しい分野にチャレンジしようとあることを画策・勉強中でありますが、これは「モチベーションの圧縮の原理(!)」に則り、まだ僕の心の中にだけあります。

それにしても、何をやるかよりも、どういう気持ちでやるか。やっぱり、大切なことは、「驚ける感性」だと思います。人が当たり前だと思っているものにも、びっくりできる気持ち。これだけは、干からびさせてはならないのです。

おっと、気づけば日付変わって24日のクリスマス的な日でははないですか! びっくりしたなあ(笑)

ってことはつまり......

★沢雉会ファーストシーズン募集締切まであと8日!★

......ってことですんで、どうぞよろしく!

急に寒くなりました

今日は、夜から急に寒くなってきました。暑がりの僕は、「寒いなあ」とコードに首をうずめるようになると、ようやく年末を実感するのです。

本日(とういうかすでに昨日ですか)は、来年からの沢雉会の打ち合わせのため久しぶりにフォレストさんへ。

今年でオープンな活動は休止することを「アンプラグド」で発表しまして、来年からは、石井は、沢雉会という限定会員向けの活動に時間とエネルギーを注いでいきますが、そうなると、オープンなセミナーや活動ではできないことも可能になるので、あれもできる、これもやりたいと、いろいろなアイディアや企画も飛び出してきます。早くも来年の活動が楽しみでなりません。

沢雉会ファーストシーズンの入会申し込みは12月31日で締め切ります。すでに予想以上のみなさんにお申し込みいただいていまして、来年は最高のスタートを切れそうです!

石井さんのかまどさん

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大阪のSさんから、「うちではずっと玄米を土鍋とガスで炊いてます」ということで、「かまどさん」を薦めていただきました。

アマゾンで売っていたので、早速、購入。最近、アマゾンはキッチン用品どころか、ときどき、ほんとうにびっくりするようなものも扱っていますね。この間、フォレストの長倉さんたちとその話題で盛り上がりましたが......(笑)

さて、「かまどさん」でさっそく炊いてみましたが......これがカンタンで、しかもおいしい!

Sさん、ありがとうございます。いろいろ実験しつつ、更なるカリスマ玄米を目指してがんばります。

それにしても、「かまどさん」っていうネーミングが......妙にこそばゆい感じでにんまりしてしまった石井さんなのでした。

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おかげさまで大好評の、リアル書店キャンペーンは、いよいよ本日(21日)で募集締め切りです。まだご登録いただいていない方は、お急ぎ、以下のURLから!

http://www.forestpub.co.jp/real/wall/

関西方面の書店さんでも、『壁』を大切に売っていただいています。

左の写真は、京都のMさんが送ってくれたジュンク堂書店京都店さんの様子。とってもいい場所に置いていただいています。

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右の写真は、紀伊國屋書店梅田店さんのクリスマス風コーナー。石井のほかの著書も並べていただいてます。

これも同じくMさんが送ってくれました。書店をみかけると立ち寄って、僕の本が大切にしてもらえているかどうかをチェックするのがここのところの日課だそうです(笑)。サンキュー&アイラブユーです!

あきらめ

怒るも呆れるも驚くも、とっくに通り過ぎて
最後はついに
その人たちの「思慮の浅さ」の悪気のなさ加減が滑稽で
間抜けを演じるMr.ビーンのコメディを見ているように
ただただ笑ってしまった僕。

それでも、怒っている人より笑顔の人のほうが
立派だとみんなは言うのだろうか?

年を重ねて丸くなるっていうのは
「あきらめ」ってことじゃないはずだと思いたいけれど。

ぼーず・ビー・アンビシャス

昨日は、ベッドに横になって、即、気を失うように眠ってしまいました。朝起きて、鏡を見たら、あれ~、トレーナーが前後ろ逆だっ! よっぽど疲れていたんだとみえて(笑)

それで、今日は、ぼーず柳田さんの会社(株式会社チアーズ)のインタビュー音声ファイルの収録。

ご存知のとおり、柳田さんといえば、フォレスト時代からずっと石井のプロデューサをやってくれている人です。ぼーずだけに敏腕です。

気心知れた相手だけにインタビューもとても楽しく、60分間程度......と言われたのに100分以上もしゃべりまくってしまいました(笑)

内容的にも、自分で言うのもなんですが、けっこうスゴイことを話した気がします。秘伝「潜在意識的禁煙のノウハウ」まで飛び出して......。

この音声ファイルは、来年あたりに、ほかの有名著者の方々のインタビューとともに、無料で配信されるそうです。ぼーずだけに太っ腹です。

詳しくは、後日、チアーズさんのサイトにて。いまのうちにメルマガ登録されておいたほうがよろしいかも、です。

いわばクランクアップ

本日は、「月刊・石井裕之」の収録で、朝からスタジオに缶詰でした。

ホンネで話していいというのが「月刊」のコンセプトなので、遠慮なく、信じるがままに毒を吐いてきました。(あぁ......またこれでいろんな人に怒られるなぁ......笑)

それにしても誰もいないスタジオでただひとり話し続けるというのは、ダイナマイトモチベーションのときもそうですが、異常な集中状態になります。

ここのところずっと月刊の準備に頭が集中し続けていたから、ようやく収録&編集が終了して、毛が抜けた......じゃなくって気が抜けた感じです(笑)

『壁』、早くも5万部突破!

北海度のYさんという方からメールをいただきました。 その中に、こんな言葉がありました。

「先ほど、"壁"を読ませていただきました!
 北海道の田舎に住んでいる者ですが、
 どうしてもリアル書店キャンペーンの方で参加したくて、
 雪道の道路を車で滑りながらも、
 何軒も探しまわり、
 発売日から何日か経って入荷した今日に
 やっと巡り合えました!!」

これは、とっても嬉しいことです。

「ああ、ここにもないなあ」「ん~、ここもだめかあ」とYさんがあちこち書店をめぐりながら、最終的に『壁』と出会うまでの、ドラマがある。まだ直接はお会いしたことのないYさんのそんな様子が、なんだか目に浮かぶようで。

あったかくて、ありがたくて、嬉しくて。

一方、『壁』という本のほうから見れば、『壁』は、北海道のとあるリアル書店で、Yさんが見つけてくれるのを、じっとわくわくしながら待っていたのです。

なんだか、恋人とか友達とかとのはじめての出会いみたいで、素敵だと思いませんか?

もちろん、ネット書店にはネット書店のメリットや魅力はあります。でも、リアル書店にはやはりそういう本との出会いの喜びというものが、五感を通して感じられる場所だと思うのです。

ほかの方からも、ほかの本の感想のお手紙をいただいたのですが、その方も、どんなに体調が悪いときにも書店に足を運んで、本との出会いから安らぎを感じるのだそうです。

そして、そんなみなさまのおかげで、『壁』は、早くも5万部を突破しました!

ほんとうにありがとうございます。

なんでもネットですぐに手に入る便利な時代だからこそ、そういう生な本との出会いを、ぜひ思い出して感じてもらいたい。そう思って「リアル書店キャンペーン」を企画しました。

リアル書店キャンペーンは、21日まで。まだご登録がお済みでない方は、ぜひ以下のURLから!

http://www.forestpub.co.jp/real/wall/

巻末に記載されている「心の壁を突破するアファメーション」の音声ファイルは、12月下旬。「リアル書店キャンペーン」にご登録いただいた方に贈る「本音トーク」の音声ファイルは1月中旬あたりに配信予定です。

音声ファイルが届くまで、ぜひ、『壁』を繰り返し読んで準備しておいてくださいね。

引越し完了!

......といっても僕ではなくて、パソコンの引越し。

あいまをみてはちまちまと新しいノートパソコンに新しいソフトを入れたり、古いデータを移動したりと、けっこう手間取りましたが、ようやく終わりました。

それにしてもパソコンっていうのは、バージョンアップするたびにかえってなんだか使いにくくなるような気がしてしまうのは、僕だけだろうか。

でも、「前のほうがよかった」だなんて、現状維持メカニズム(『「心のブレーキ」の外し方』参照)そのものだから。現状にあぐらをかかず、いまの自分をどんどん破壊して成長していく姿は、むしろ、すがすがしくもあるのです。

つまり、僕も、「前のほうがよかったのに」なんていわれるくらい、どんどんバージョンアップしていきたいものだと、思うわけです。

圧力鍋、買いました

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ベジタリアン生活も気づけば一年以上になりました。自分でやってみると、いろんなことがわかってくるものです。以前の自分だったら、まったく気づかなかったであろうこともたくさんあります。

それにしても、最近、「ベジタリアンっていうのは、食事というよりも生き方なのだから、やっぱり最終的には、人任せにするのではダメで、自分でも料理ができなくては成立しないんだな」と、そんなことを思うようになって。

そんなわけでこれまで料理なんかしたことのない僕が、圧力鍋とかいろいろ買って、玄米とか塩とかも、そこは凝り性の僕のこと、わからないなりにそれっぽいやつ(?)を仕入れて、いざ、初の玄米ごはんを炊いてみました! 

気合を入れてやってみたものの......

あれ、ん~、ちょっとべちゃべちゃになりすぎちゃったかな......。

でも、味は、これがまたけっこううまいんですよ。

来年の目標のひとつに、「まずまず(すごくでなくていい)おいしい玄米ごはんを炊けるようになること」というのを加えようと、ちょっとべちゃべちゃの玄米ごはんを食べながら誓う僕なのでした。

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フォレスト出版さんの特設サイトに、最新刊『壁』のリアル書店キャンペーンの情報がアップされました。

未公開セミナー撮りおろし音声ファイルをプレゼント! ご登録は12月21日まで。どうぞよろしくお願いいたします!

http://www.forestpub.co.jp/real/wall/

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社会的にも経済的にも、大きな激動のときを迎えた2008年。なんらかの「壁」にぶつかって途方にくれている人が、少なくないはず。

そこで、そんな「壁」を乗り越えるための潜在意識的な考え方をまとめたのが、今回の新刊です。

2008年最後の本、『壁』は、12月12日に発売です。

ハードカバーで、100ページほどの薄い本ですが、かなりエネルギーを結集して書きました。

なぜならこの本は、読む本というよりは、リアルなセラピーそのものを狙った本だからでえす。

僕のほうから、具体的にこうしましょうとか、ああしましょう、という具体的なアドバイスはあえて提示しない。壁にぶつかって悩んでいる人が、繰り返し読みながら、自分で答えを見つけていく......という感じ。

一度読んだだけでは、たぶん、「?」という印象だと思いますが、繰り返し読むうちに、心の中に「何か」が育ってくる感じ。

そんな微妙なところを狙った本です。

大型書店では本日あたりから店頭に並んでいるようですので、ぜひ手にとってみてください。

前回大好評だった、リアル書店キャンペーンも12日から期間限定で実施します。ぜひ、いつも立ち寄る書店さんでお買い求めください

キャンペーンの詳細は追ってお知らせします!

断罪

他人の隠れた欠点を鋭く見抜けたからといって、その人自身が同じ欠点を克服している人だとは限らない。

他人を断罪することは、自らの潔白さの証明には決してならない。

「今とても辛い時期ですが、『心のブレーキ』を繰り返し読んでがんばっています」というお手紙や、「ダイナマイトモチベーションを改めて聞いて、不況を乗り切ります!」というメールなどを、たくさんいただきます。

『心のブレーキ』などの本にしても、「ダイナマイトモチベーション」にしても、ものごとがうまくいっているときには、あまり役に立たないものです。「おもしろいこと言っているな」「ためになりそうだな」というような興味の域を出ない。

しかし、ひとたび仕事や人生が非常な困難に直面したときこそ、人は、基本に戻るべきなのです。というか、それしかないのです。「いたずらに動揺したり焦ったりするのではなくて、基本的な考え方にしっかり則って行動していけばいいのだ」、と考えることは、ほんとうに大きな救いになるわけです。

僕もそうでした。基本的な考え方に立ち戻って、一歩ずつを大切に進んでいく、という姿勢ほど、困難なときに必要な態度はない。僕はそれを自分の体験から知っています。

そんな「基本的な考え方」の集大成こそが、「ダイナマイトモチベーション」というプログラムであり『「心のブレーキ」の外し方』その他の著書なのです。

だから、この不況のときこそ、僕の言葉が、より多くの人たちに熱く支持されいているという事実は、僕の誇りとすることろなです。

健康で仕事も人生も順調な人たちからは、「なんだこれは石井教か」と鼻で笑われても別にいいんです。苦しいときにこそ僕の言葉を支えにしてくれて、ほんとうにがんばっている人たちが確かにいることを僕は知っているから、傍観者の誹謗中傷や嘲笑など、痛くもかゆくもないのです。

幸せなときには、僕のことなんか忘れてくれていていい。でも、苦しいときには、いつでも僕の言葉があなたのそばにいるのだということを忘れないでいてください。

以前にこのサイトで配布しておりました「持ち歩くことだま」ですが、いまも非常に多くのリクエストをいただいておりますので、古いデータですが、また再アップします。

コピーライト表示やサイトURLの表示をそのままにしておいていただければ、ご自由にプリントして配っていただいて結構です。

自分でやっておいて無責任な物言いですが、10月14日の「アンプラグド」でご案内した『月刊・石井裕之』という企画――本音を言うと、どうもいまひとつピンと来ないところがありました。

「アンプラグド」当日、ほんとうにたくさんの方々に先行申込みをしていただいたのですが。だからこそ、「こんなふうに、こじんまりとまとまってしまっていいのか、オレは」というような自問自答がずいぶん続いて。

自由な生き方の理想を掲げながらも、なんというか、型にはまろうとしている自分が心のどっかにこっそり隠れているんじゃないか、と。

ダメだ! こんな萎えたメンタリティじゃあ、聞いてくれる人のハートに響くはずがない!

・・・そんな思いを、プロデューサーのぼーず柳田さんにぶつけて、話しあいを重ね、そしてたどり着いたのが、石井の原点であるところの、沢雉会(たくちかい)の復活! 待ってましたとばかりに、ぼーずの目にも涙!

ぜひ、『月刊・石井裕之 ~沢雉会』の新しいセールスページをご一読ください。(石井裕之大交流会や、先着順でシリアル番号が振られる「沢雉会会員証」など、新情報満載!)

http://www.forestpub.co.jp/takuchikai/

まだまだ落ち着いてなるものか! 来年は、好き勝手放題、石井裕之放題、やらせていただきます! それでも聞きたいという人だけ参加してください。

スタイリッシュ

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気分がさえないときは、大好きなものの事を考えてみる......。そんなフレーズが『サウンド・オブ・ミュージック』にあります。

When the dog bites
When the bee stings
When I'm feeling sad
I simply remember my favorite things
And then I don't feel so bad!
~"My Favorite Things"

そこで、今日も、どうでもいいにもほどがある、石井が好きなものの話。

僕は、昔からわりとミステリが好きなんですが、最近はなんか分厚い本が多いですよね。ほとんど立方体のごとき京極夏彦の本とかも好きですし、ああいう長編を読むのは苦にならないんだけれども、でも、中編くらいの短目のもののほうが、ピシっとしまる感じがして石井好みなのです。なんというか、短距離走のような。長編だとごまかしのきくところも妥協せず、言葉ひとつの選び方も磨きに磨いた感じの。

ただブラックでダークなだけでは品がない。しびれるスタイリッシュな作品と言えば、なんと言ってもスタンリイ・エリンの『鏡よ、鏡』なのです。これは、いい! 文体がめちゃくちゃカッコいい!

ダークでアンハッピーエンディングなんだけれども、なぜかあと味すっきり。映画で言えば、クリストファー・ノーラン監督の『メメント』(これも、大好きです!)のような感じでしょうか?

ですが、残念ながら長く絶版の模様。「どうしてこんな有名な作品が......?」と思うのですが、絶版になっていた過去の名作も最近はどんどん再版されているので、きっと近いうちに出てくることでしょう。書店で見かけたら、ぜひ読んでみてください。

シビレますぜ、だんな。

長い一年

12月になりました。今年もあと残すところ1ヶ月になりました。

早いもので......と言いたいけれど、今年は僕にとって、ほんとうに長い長い一年でした。

――いろいろ書いたけど、けっきょく消して――

理想は、遠いなあ。思ったよりも、ずっとずっとはるか遠くに。

来年には、きっと、魂を励ます新しい風も吹くだろう。