麻生総理が、踏襲(とうしゅう)のことを「ふしゅう」と繰り返し誤り読んだことがマスコミの話題になったが、そういう思いこみのようなものは誰にでもあることで、「総理大臣があんな愚かな間違いを......」などと失笑する人たちは、いったい自分はそういう思いこみで間違いをしゃべっているようなことがまったくないと思っているのだろうかと僕は不思議に思う。
もちろん、ボンクラの僕になんかそういう間違いは数限りなくあるわけで、原稿の校正なんかが返ってくると、恥ずかしくてひとりで真っ赤になってしまうほどの思いこみの誤用を指摘されるようなことは、もう毎度のことで。
黙っているヤツは、決して恥なんかかかないに決まっている。だから責任感や使命感のない人は、あまり恥なんかかかないことだろう。匿名の人たちも、どんなことを言ってもやっても恥ずかしい思いなんかしないんだろう。
そりゃあ、誰だって恥なんかかきたくない。
ただ、恥をかいてでもやりたい大切なことをもっているかもっていないか。それだけの違いだ。